2010年9月3日金曜日

読書記録:日本辺境論

久しぶりの内田本である。いつもながら複雑な問題に対して斜めから光を当てることで、その形をより明確に浮き上がらせることに成功していると思う。問題と思われていることも、考え方を変えれば個性や文化として理解することも出来て、知的興奮が味わえた。
ただ武道と哲学の話題ではいつも分からなくなってしまう。自分自身に用語の理解が足りないことと、生活的な感覚では理解できない内容だからだ。ここらへんも何度も読み進むことで、大枠は理解できるようになりたいと思う。知ることがこんなに楽しいものだと思った。
色々な取り組みがある中で、問題意識を変えるだけでこうも見通しが良くなることかと思った。あれこれ騒ぎ立てるのではなく、問題解決に絞って思考し行動することで、相当のことが出来るように思う。まずは行動することだね。

0 件のコメント: