2010年8月28日土曜日

読書記録:それでもなお、人を愛しなさい

旅行中でもあり待ち時間などで一気に読んでしまった。薄い本ではあるが、内容は非常に本質的で大事なことが書かれている。10カ条にまとめられた教えは、文字で書くと数行であるが、それを事項するとなると、凡人では全く不可能に思えるほどの内容である。
最も大切な第1条は「それでもなお人を愛しなさい」であり、本書の題名にもなっている。人間として文化的な存在である生き物であるためには、この愛情をいかに満たされるかがその存在の要になっているのだろう。殺伐とした世の中だからこそ、愛が必要なのだろう。
単なる男女の関係だけでなく、親子や師弟など色々な人間関係の基本が、この愛によって作られていると思う。ならば、より人間らしく生きるということは、より愛に満たされた人生を着くことなのだろうと思う。丸2日間家族と離れていたが、何だかさびしいよ。

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