2010年8月22日日曜日

読書記録:職場をしあわせにするウブンツゥ

社会にしても組織にしても家族にしても、全て他人とのかかわりの中で生きている。どうしても、成果重視・効率重視・自己責任などの意見が強く、狭い見方をして自分だけが成功することに、どうしても拘ってしまうところがある。人間は独りでは生きられないのに。
結局は、個人の成功をぞれぞれが勝手に追求した結果、個人が所属している組織全体としての働きは著しく悪くなり、結果的には存在すら危ぶまれることになって、個人の成功どころでは無くなってしまう。そうなってからでは遅いのだ。
どんな社会でも色々な考えを持った人間で構成されている。更に大きく見れば人間以外の生物も含む自然環境の中で生きていることになる。大きな枠組みの中で、みんなで幸せになる方法を選択しなければならない。不思議な言葉ウブンツゥを覚えておきたい。

0 件のコメント: