2010年7月27日火曜日

読書記録:道は必ずどこかに続く

読書と言うのは本来こう言う行為なのだと思う。長い短いではなく、頭や心の中に何かを残してくれる。それが人生を豊かにしてくれる。読んでいる時間だけが楽しいのではなくて、むしろ読み終えた後に思いだして、人生の指針になる本が良いね。
この日野原重明の本は初めて読んだ。有名なお医者さんで名前は知っていたが、これだけ苦労された方とは思わなかった。その苦労の大きさを糧にして大きく活躍された方だと思う。なので、苦労することは決して損しているわけではなく、未来の貯金なのかもしれない。
そう思うと今の現状も決して絶望的ではなく、色々な苦労の中で展開が見えているし自分の努力で成し遂げられることも多い、ここまで条件が揃っているのだからあとは自分の責任だ。そう思うと何だか気持ちを前向きにすることが出来た。とても良い本だった。

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