2010年7月22日木曜日

読書記録:未来のスケッチ

これは話題となった旭山動物園の再生の秘密を、経営的な観点から紹介したものである。さまざまな問題の中で廃園ぎりぎりのところで、奇跡の復活を遂げたこの動物園ではいったい何が起こったのかが紹介されている。実は当たり前のことをしていたに過ぎない。
全部で7つの側面から基本理念がまとめられているが、これは決して動物園の特殊事例ではなく、あらゆる組織に発展において重要な知見になると思う。もちろん研究室という小さな組織の展開においても非常に参考になることろが多い。理解して行動に移したいと思う。
色々と大変な状況になると、どうしても下を向いて悲観的な思考に向かってしまう。しかし、それだからこそ前向きにならなくてはならないのだ。未来はイメージした方向に進むのだ。失敗ばかりイメージしておいて成功することは決してない。

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