2010年6月20日日曜日

読書記録:希望格差社会

内田氏の引用にあったので読んでみた。最近は社会学に関する読書が増えている気がする。それなりの年齢になり、社会との関わりが家庭や学校において直面しているせいかもしれない。どうしたら安心して生活できるのか、これを常に考える毎日なのである。
ベストセラーになり流行語にもなったこの本は、学術書的なデータからの考察や記述があるため、研究者にとっても読みやすく納得しやすい内容であった。やはり読書と言うのはこういうものを読まないとダメだね。自分の人生の指針となる読書を続けたい。
格差社会の一気に解決する妙案はない。徐々に社会構造が変化してきた結果なのだから、対策についても徐々に立て直してゆく必要がありそうだ。まずは自分の足元を見て、自分の周りだけでもきちんとしてゆくこと。これしかないと思えてくる。

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