2010年2月5日金曜日

読書記録:戦争の日本近現代史

何と読了まで1ヶ月以上かかってしまった。つまらないのではなく、内容が深くて先に進めなかったのだ。さらに年末年始の慌しさと、年度末進行などの都合で、本当に読書する時間さえ取れない状況だったのだ。最後のほうは何とか加速して読みきることが出来た。
歴史を客観的に分析することは難しい、しかし主観を排除してあくまで冷静に事象を観察することで、そこには戦争に至る理論があるはずで、戦争は偶然ではなくある理論の必然として発生するものだと言う事が分かる。歴史もこのような話であれば、とても興味深い。
この加藤陽子氏の立場は、工学者にも似た冷静さと客観的な視点からの観察があり、非常に理解しやすく読みやすい。今後も継続的に読み進め、正しい歴史観を持ちたいと思う。巷の主観を騒ぎ立てる本は嫌いだ!

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