2009年10月1日木曜日

読書記録:脳を鍛える

常に知的な人間でありたいと願っている自分にとって、立花隆は1つの目標である。研究者と言うのは、専門領域を狭く深く追求することが使命で、幅広い人間活動の中で、自分の研究がどのような位置づけにあるのかを、明確に意識していない場合が多い。
一方で何かを成し遂げるためには、単に物知りでダメで独自の視点を持って極めることが必要になる。プロと言われる人々は本質的には1つの道を極めた人のことで、あれこれと手をつけていては何も成し遂げることが出来ない。このバランスは非常に大切だ。
自分の場合もどちらかと言うと、色々な領域に興味を持つ方であり、延々1つの道を究める方向には進んでいない。これも自分のやり方であるが、極める方向は1つに絞り込まないと、有限の資源(時間や空間や資本)を基にしていることを考えないといけない。

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