長距離通勤がなくなり、読書量は極端に減った。そのため、少しでも心に感じる本を選ぶようになった。この本もその1つである。毎日のあたりまえだと思う出来事に、丁寧に感謝することの大切さを教えてくれる本である。読むとつい涙があふれてしまう話も多い。
その一方で普段の自分は、前に進むことだけを考え周りに気を配れない、非常に自己中心的な人間、もっとひどく言えば人を人とも思わない残酷な一面を持っている。この2つの面をどのように成り立たせるのか?こんな表裏のある人間で良いのか?悩んでしまう。
本当の優しさとは何だろう?他人を無条件にゆすることなのか?他人を厳しく責めることなのか?自分と同じように成長してほしいと願うとき、厳しく責めることは無意味なのか?本を読んでも解決できない問題が山積みだ。
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