減量を目指してからダイエット本を続けて読んでいる。これまでのはどちらかの一般向けのお気軽本であり、最初の目からうろこの本以上のインパクトはない。しかしこれは、医者の書いたものだけあって、事実を突きつけられる気がして、んーーんと思った。
まず著者の主張では、肥満の根本的な原因が遺伝子であるとされ、様々なダイエットは、間接的な意味しか持たないとのことである。でも医学と医療の違いがここにあると思う。医学的にはそうかもしれないが、それを言ったらおしまいである。
医療としての肥満を解決しようとするならば、それでも現実的に出来る方法を目指すべきで、この著者にはその意識がかけている。医学研究者かもしれないが医者とは思えない。また最後に、政策にまで言及しているが、単なる無駄話である。中途半端な本である。
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