福島正伸本の3冊目である。1冊目が寓話的で2冊目が解説書の形式であり、少し窮屈な感じがしたので、今回は楽しく寓話的なものを期待したが、それが半分で、残りは解説であるが、どうも、彼の主張を100%信じることが出来ない。
これでは自分を変えることは出来ないのだが、もし国民が全て彼の主張のとおりに生きていたら、それは天国のような世界になってしまうだろう。それは現実ではない。やはり彼の主張は、あくまでごく一部の例外や偶然なのかも知れない。
でも完全に否定する気持ちでもない。このようなハートフルな世の中であって欲しいと願うわけであるが、それは決して存在しない天国を思うのと同じような意味ではないかと感じる。求め続けることに意味があり、それを実現することは実はどうでも良いのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿