これは、非常に有名になったお話しの解説書である。この作品がアニメーションになったのを知り、これを見て随分と感動したので、絵本も買っていたのだが、ついに原作を読むことになった。んーん、深い。何かビジネス本にあるハウツーとは違う処世訓である。
つまり、何かに成功するためのテクニックではなくて、意義ある人生を送るためのフィロソフィーを述べているものである。木を植えるというのは、自然を人間と対峙するものとせずに、自然の仲間として人間を捉えることであると思う。
最近山に登ることが多いが、結局はこれも、森の中に身を置くことが心地よいから続くのであって、辛い坂道を頑張って登ることができるのも、木々の中を巡り、岩道を登ることで、自然と一体になることが求めていたのかもしれない。単に運動ならば、階段の上り下りで良いのだから。
何だか、自分の考え方が広がってきたような気がする。何だか、うれしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿