何だか軽薄短小の時代と言われてきて、書籍もその傾向が強くなった気がする。昨今の、酷い内容の新書ブームなど、寸法も薄いが内容も薄い図書が多くなってきて、自分もそれに流されて、その手の本が多いような気がする。
この本も、実質2時間ぐらいで読んでしまった。まあ、落ち込んでいるときに読むものだから、あまりにボリュームがあると、途中で断念してしまうからだろうが、あまりにも簡単に読めてしまう。しかし、簡単に読めるものは簡単に忘れてしまいそうだ。
少し気持ちが落ち着いてきたら、もう少し骨のある本を読んで、頭を膨らませてゆきたいと思う。これでは、薄っぺらな人間になってしまいそうである。まあ、これはこれで良いのであるが、何だかもったいない気がしてきた。
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