読書と言うのは不思議なもので、その人が必要としている助言を含む本が、自然と手元にあって読み始めることが多い。これだけ多数の本がありながら、巡り合わせ的なものを感じてしまう。今回のこの本も、自分の悩みにピッタリと一致している本であった。
研究室と言うのは、給与がないなど会社とは仕組みが違うが、人間による組織であることに変わりない。リーダーが居て目標に向かって進んでゆくことに関しては、目的達成を使命とする組織である。まあ組織と言うのは、その多くが目標を持つものだ。
ただリーダーやスタッフは、それぞれ個人としての価値観を持つ存在であって、様々な条件の下に納得し努力し、目標を実現してゆくことになるが、その目標を一致させることは難しい。どうやって1つの目標に向かって努力できるようになるか、それがこの本の助言である。
書籍の引用をブログにすることが、許されるものか自信がないが、著者福島正伸氏の言葉で特別に記憶に留めたい言葉を抜書きしておく。
「成功者から学ぶべきことは、うまくいかないことを、なぜあきらめなかったのかということである」「私たちは毎日、未来の種をまいている」「すべては自分から始まる」「人を動かすのは恐怖、人を育てるのは尊敬「信頼できる仲間がいれば、乗り越えられない困難はない」
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