2008年12月27日土曜日

読書記録:F-22はなぜ最強といわれるのか

実を言うと、子どもの頃からメカマニアで、特に戦闘機が好きで、現行機体の図面をトレースしたり、自分で新しい戦闘機を想像していたりしていた。まあ、それらはアニメの飛行機の真似程度でしかなかったが、本物の迫力は実感していた。
先日、航空自衛隊の広報館を見学し、そこで本物の戦闘機を見て、その仕組や性能に強い関心を持っていたのだが、たまたま書店で見つけたのがこの本で。世界最強の戦闘機の仕組みなどが詳細に説明され、ただただ驚嘆するばかりであった。
究極を狙うマシンとしてF-1もあるのだが、どうもあちらはレギュレーションと言う変な制限があって、本来の目的である機能改善がおかしな方向に進み、ヘンテコな空力パーツがバラバラに付いていて、何だかなーと言う感じだ。ホンダがやめるのも無理はない。
その点、戦闘機の目標を非常に明確で、ある条件での最適解がほぼ見つかっており、アメリカでもロシアでも、ほぼ同じような形状をしている。条件を満たした本当に良い形と言うのは、そうそう色々あるものではないよね。

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