ビジネス書は結構読んでいるつもりだが、この本は70点と言うところかな。まず、基本的には個人的な思い入れをまとめているだけで、再現性もなければ、不変性もない。結局のところ、飲み屋の上司の自慢話を、すこしまとめて整理したレベルだろう。
で何とか不変性を持たせようとして、著名人の言葉を引用するのであるが、それらも解釈すればどうとでも取れることなので、検証にはなっていない。どうして文系の人間と言うのは、根拠もなく主張できるのであろうか?
答えは、この社会は根拠のない感情で動く動物、つまり人間で構成されているからで、この社会には論理も根拠も必要なくて、要は、空気と惰性がすべてを動かしていることが分かる。これを少しでも見破った人が、成功している人たちなのだろう。
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