実はカーネギーの本は2冊ほど読んでいて、役に立つといえば立つのだが、すごい魔法が書いてあるわけではなくて、本当に道徳的で常識的なな対人関係の助言があるだけである。生き馬の目を抜くようなアメリカのビジネスで本当に役立つのか不安なぐらいである。
でも、書店に数多ならぶビジネス書の元祖と言えるものなので、評価は定まっていると言える。その安心感はあるのだが、どうも心底信じきれないところがある。本当にこんなに道徳的に振舞うことが成功に結びつくのだろうかと?どうしても疑ってしまう。
世の中の人々が、皆この本のように行動すれば、殆どの諍いは消えうせてしまうだろうに、そうならないのは、永遠の真実ではあるが決して辿り着けない目標になっているのではないかと思う。ここのところ、もう少し読書と熟考が必要だと感じている。
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