もちろん疑似科学似非科学を実践するための入門書ではなく、それを見破り対抗するための入門書である。まあそれなりに納得できる内容ではあるのだが、どうも、「ミイラ取りがミイラになる」的なところがある。著者のその点が気になるようで、釈明があった。
何かを主張すると言うことは、それだけならば単純である。しかし、複数の人々が相反する主張をするとき、そこに摩擦が生じ論争となる。世の中的には、前進するための決断が必要で、迷ってばかりではいられない。色々な理由で、不合理な判断が下される。
まあ結局、皆、自分の信じるところを生きているのであるが、それが実生活の中にも影響を与えてくるので、話は単純ではない。色々な不合理は判断のおかげで、人生が狂ってしまう人も多いだろうし、難しい話だね。
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