専ら情報技術に興味があるためか、読む本は殆どがその手のものばかりで、建築系を読むことは少なかったのだが、やはり建設工学系に所属すると、どうしてもその手の話題に関心が進み、関連図書を手に取ることも増えているようだ。
この本も、一般向けに書かれた大規模構造物の紹介であるが、専門家でも知らなかった歴史的な建造物の紹介や最新の建設技術の解説などが豊富であり、カラーで写真も多く、非常に好感が持てる内容である。教科書にしても良いと思うぐらいだ。
その人の頭の中、その人の興味の方向、これが書棚に表れるそうである。そうだろう、自分で購入して保存している図書こそが、その人の関心の方向になるだろう。そう思うと、良くもまあこれだけの専門書を集めたものである。
最近では、情報工学のパソコン関連であれば、地方の書店よりも、研究室のほうが余程充実しているので、たまに書庫に入って眺めると、立ち読みしたくなるような本が多く、我ながら良い図書を揃えているものだと感心してしまう。
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