2008年1月24日木曜日

研究活動:国道23号線

別に道路の研究をしているわけではないのだが、最近、愛知県の企業との共同研究が増えて、システムの検証のため、機材を乗せて車で移動することが多くなった。そこで、岐阜から愛知の中部に向かうとき、東名高速道路からはアクセスが遠いところが多いので、一般道で行くことになる。
そこで、この国道23号線が登場するのであるが、本来は愛知県豊橋市から三重県伊勢市までをつなぐ国道であり、東三河では田舎道の部分もあるのだが、安城から大高にいたるルートは、完全な高架道路で信号が無く、大きいところでは4車線ぐらいの、ものすごい道路である。
さらに大高から豊明までは、この高架の上にさらに高架になって伊勢湾岸自動車道があり、このラインの道路で、ものすごい交通量を支えていることが分かる。周りの街並みに比べて、異様なほどの道路の充実振りである。なぜ、こんなに道路が凄いのか?不思議に思っていた。
実は、走っている車はトラックと業務用ワゴンが非常に多い。つまり、トヨタを中心とする愛知の関連工場の間で、部品を効率的に移動させるパイプラインのような役目を果たしているのだろうと思う。確かに、23号線の沿線には大きな部品メーカーも多く。その意味も分かるような気がする。
地域産業が活性化するためには、道路インフラの重要性を、再認識した気がした。環境問題において、自動車は難しい問題があるが、産業の発展と言う意味では、この様な充実した道路網が不可欠なのだろう。

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