実は、西暦よりも元号が好きで、いつもは平成19年と言う事が多い。ただ、ソフトウエアやネットワークなどの洋物については、西暦の方が良いだろうと思い、西暦2007年も使うことは使う。しかし、あと5時間あまりでそれもインクリメントすることになる。月日が経つのは、本当に早いものである。
とりあえず平成19年のまとめを書いて、このブログの節目とし、新年度に向けての気持ちのせいを付けておきたいと思う。色々と書いておきたいことはあるのだが、とりあえずは、研究活動に絞って、差し支えない範囲でのまとめを記しておこうと思う。まあ、改まって書くほどのことも無いのであるが。
1:必死の営業活動により十分な外部資金を獲得できるようになった
現在の活動状況に比べると身に余る程の資金を得ることが出来るようになった。しかし、金額に見合う研究成果を出すことが必要であり、研究室運営においてこれまでのような教育的成長を待つ時間的余裕が殆ど無くなった。常に締め切りに追われる状態が、自分ばかりではなく学生にも迫っている。少し仕事を整理して、じっくり取組むことが必要だ。
2:自分独自の研究課題の方向性は獲得できたので選択集中が必要だ
研究室を運営するようになって、色々な悪戦苦闘の中で自分らしい研究テーマを模索してきた。しかし現時点でやっとのこと1つの方向性がつかめた。それは「CAE用グリッドの展開」である。グリッドだけではなく構造解析だけではなく、これらを統合したシステム化は、誰でもできる技術ではなく、自分らしさを発揮できる研究課題だろう。
3:研究室運営において経営者的観点から考えられるようになった
これまで自己開発の本を読んでは、如何にして自分を向上させるかばかりを考え、スタッフにもそれを強要してきたきらいがあった。しかし研究室と言う組織の運営では、経営者的な観点が必要で、現在では専ら経営本をよく読むようになった。それが結構役に立つと言うか有益で、少しずつ研究室の体制作りを意識するようになった。
4:研究より開発に学会より業界にという意識が強すぎた反省がある
どうも何かを実現する開発に集中したため研究が疎かになった。その結果、論文を書かなくなったので学会にも殆ど参加することが無くなった。このまま行くと共同研究のコンサルタントのようになってしまうので、一応、研究者の端くれとして、研究論文と学会活動については、平成20年の最重要課題とすることになる。
……
また思い出したら、付け足してゆきます。
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