2007年12月8日土曜日

研究指導:とにかくとりかかる

物事を効率よく進めてゆくには、計画が大切である。当たり前だね。でも、計画倒れというのも多い。計画がないものは、表に出てこないので、表に出た計画が失敗すると、皆、計画倒れという事になる。やってみて失敗も多少はあるけどね。
それで、ものの本を読んだら、計画倒れの殆どは、取組んでから計画が破綻するよりも、取組むことが出来なかった場合が多いそうだ。そう言えば、自分の場合にも思い当たる節が多い。全てではないが、確かにそうだ。
「案ずるより生むが安し」と言うことわざがあるくらいだから、殆どの人々は、初めて行うことに対して、実際以上の恐怖を感じて、立ちすくむことが多いのだろう。それは、太古の時代から、身を守る安全を最優先する戦略からだろう。
また、物理の慣性の法則ではないが、大きな問題は初めにそれを動かすときの慣性力がとても大きいので、実際にもことのはじめは大変だという事は、精神的な理由だけでなく、本当にもそうなのだろうと思う。
頭の中で、あれも必要、これも済ませないと、などなど思いを巡らしていると、どれも大きな問題に思えて、取り掛かるのが億劫になってしまい、何とか理由をつけて、それを先延ばししようとしてしまう。
でも、最初のさわりだけでも取り掛かると、意外と、思っていたほど手ごわくないことの方が多い。自分の経験では、思ったより手ごわいのは2割程度だと思っている。だから、8割は意外とうまく進むので、とにかくとりかかるこれがたいせつだよね。

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