最近、学校の卒業研究の色々な活動が集中し、研究室の共感を実感できる状態が生まれてきている。スタッフの意識が卒業研究に集中し、「やらなければ!」と言う意識が感じられる、とても良い雰囲気である。12月になり、締め切り3ヶ月前になってやっとだけど、まあ良いか。
それで、プレゼンの資料を作っているのであるが、標準的な簡単な手法があるのだけれど、あまりに陳腐なので、誰もやったことのない変な方法を勢いで提案していた。スタッフは冗談に思っていたようで、作業途中を見たら、標準的な方法で取りあえず進めるような流れだった。
そこでスタッフの中に入り、半ば冗談を交えながら盛り上げて励まして焚きつけて、とにかく取り掛かるように仕向けてみた。特殊な方法は標準的な方法と比べて、実は、何倍も手間がかかるわけではない。その抵抗はあくまで意識的なものであって、気持ちの問題なのだ。
そこで、ファシリテーション的な言動で、とにかく前に前に向かわせることにして、30分も経ったところ、すぐに取っ掛かりを見つけ、面白い表現手法を色々と作り始めた。逆に、新しい特殊な方法は、とても奇抜で一層のやる気を出してきたように見える。
新しい物事を始めるときの気の重さを、ファシリテーション的に解決したことになって。とても良い経験になった。何かを動くときと言うのは、こう言う気持ちの問題をうまく解決することが必要なのだと、再認識した経験であった。
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