この所異様に忙しくなって、複数の案件が同時進行になってきた。そうすると、大事な用件を忘れてしまいそうで、何か効果的な手段を用いて、仕事のやり方を改善しようと考えた。そこで読んだのがこの本である。今流行のハック本であるが、まあどれも理解できる内容であるし、見開き1話題が延々と続くだけなので、簡単に読むことが出来る。
とまあ読むのは簡単だが、それを生かして仕事の効率を改善できたかと言うと、それはまた別の話で、色々と大変である。人間は自分の意思でコントロールできる行動というのは、実はそれほど多くなくて、殆どは無意識で行っていたり、惰性で行っていたりするもので、その途中でインタラプトをかけて、効率化を進めるのは実はとても難しい。
とまあ、300頁もの本を読めば、それは1つや2つはすぐに実践して、仕事の効率を上げられるハックもあるわけだが、それが長続きして習慣にならないと、本当に身についたことにはならないのだろう。と言うわけで、この本を本当に読んで価値があったかどうかは、もう少し時間が経ってみなければ分からないことになる。
よくよく考えてみると、精神論で問題は解決できないけど、問題の原因は精神的なところにある場合が多い。なぜだか分からないが、弱気になって何も手がつかないことがある。大事なのは、結局のところ「仕事に立ち向かう勇気を出せるか」どうかだと思う。このメンタルな部分を、如何に整えるかが勝負である。
正直言って、仕事は楽しいことではない、面倒だし責任もあるし、出来れば避けてやり過ごしたい。しかしそれに立ち向かい、何とかピンチを乗り越え、チャンスを生かしながら、未来への展開を期待する、その前向きな意識を如何に持続するかが非常に大切で。それさえあれば、あとはこの手のハックを使ってやれば、とても効果的だと思う。
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ここにブログを移して、43件の記事を投稿しているのですが、まだ1つのコメントがありません。入らない設定かどうか、確かめてみます。
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