お恥ずかしい話しながら、研究室で利用しているPCをまともに管理しておらず、頻繁に「このマシン何だっけ?」と聞いて回ることが多くなった。何年も前から、識別ラベルを作ろうと、ラベルライタは購入してあったが、5年目にして悲願のPC識別ラベルを利用した。
PCクラスタなどをやっているため、PCの数は尋常ではないほどある。多分200台程度はあると思うし、研究目的に合わせて組み替えているので、ネットワーク設定も設置場所も常に動的な状態にある。しかし、何らかの固定情報がないと困ってしまう。
と言うことで、IPアドレスをベースに識別IDを作って、それを固定的に決めることにし、ラベルを作って貼り付けた。もちろん、エクセルで一覧表は作ってあったが、この情報と実機との対応が取れずに困っていたので、本当に大きな進歩だ。
次は、ネットワーク管理システムを用いて、重要な機能を持つサーバーを管理するようにして行こうと思っている。これも、実機のIDが確定しているから出来ることで、ネットワーク上でいくらマシンを特定できても、一度電源が落ちたら、もうダメだ。
とあるクラスタソフトで、マシンを特定すると言う機能があった。試しにやってみると、何のことはない、CDのトレイが飛び出すのである。確かにPCクラスタなどでは、マシンが密集しているので、遠くからでも存在を示すために面白い方法だろう。
仮想と実態は、もちろん両方があってこそ意味があるもので、どちらかだけと言うのは、疑問だ。仮想だけでは信じられないし、実態だけではそれだけでしかない、両方があって、大きな展開が実現するのだと思う。
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