2007年4月24日火曜日

研究指導:人を動かす2

研究室と言うのは、基本的にはスタッフ個人の能力を高める場であるが、集団で活動することに大きな意義があると思っている。でなければ、研究室という部屋に集まることはないわけで、周りと情報交換をしながら、助け合って活動してゆくことが必要だろう。
しかし、活動の開始時にはどうしてももたつきがあり、うまく動かないことが多い。皆、遠慮がちでコミュニケーションが円滑に出来ない。そんな時は、共同作業が最も効果があると思う。やはり、何かの目的を設定して、コミュニケーションの場を作ることになる。
昨日は、研究室の大掃除であった。スタッフの研究環境を整えるために、大掃除をするわけだが、始まるまでは皆が連携してうまく進むか、非常に不安であった。しかし、案ずるより生むが易しと言うように、役割分担も自然に進み、手が空くと自分で仕事を見つけて、作業を進めてくれた。
研究室において、難しい技術を習得することは大切なことだ。しかし、もっと大事なのは、皆で大掃除をするときのような集団作業で、自分の役割をこなし更に周りに気を配れることだと思う。それさえ出来れば、もう十分ではないかと思ってしまう。
とりあえず、研究室の活動では出だしに詰まった感じがしたが、それなりに進みだし、今後に大きな期待が出来そうである。頑張ってくれよ!!!

0 件のコメント: