2007年4月23日月曜日

格差社会:逆に考えてしまう

先日、格差社会について述べたが、あの時は、どちらかと言うと、目線が自分より下を見たものだった。しかし、今回は逆に、目線が自分より上を見たものである。
まずは、以下のページをご覧いただきたい。ニュースに取り上げられるぐらいだから、知っている人も多いと思うのだが、正直、唖然である。世の中、お金じゃないというが、この数字を見せつけられると、それは戯言に思えてしまう。簡単に言うと、普通の人が一生かかって得られるボーナスを、たった1年で獲得してしまう人が居るということだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061216-OHT1T00077.htm
世はまさに競争社会、勝ち組負け組と言っているけど、本当ところは「勝者1にその他それ以外」なんて社会が来ているのではないかと思ってしまう。まあ、自分はその他それ以外の中で、もがいているわけだが、それが資本主義社会なのだと言われればそれまでだけど、彼らが価値を生む活動の大事な部分を占めていることは否定しない、けど、価値そのものを生んでいるとは思えないのが、正直なところだ。
このような恵まれた立場にいる人は、たった数年で、一生、遊んで暮らしてゆけるだけの財産を得るのだろうけど、寿命を終えるときに、自分の人生で何を成し遂げたかを振り返ったとき、何か残るのだろうか?単なる、僻みにしか過ぎないが、そうでも思わないと、やってられない。まあ、現実逃避はこれぐらいにして、そろそろ、今日の課題である論文作成に取り掛からないとね。

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