内田本の連続であるが、忙しい時にはこれに限るね。話が分かりやすいし短いので、コマ切れ時間でも読み進むことが出来る。彼の本をなぜこうも読むのかと言うと、それは混沌として混乱している現実に対処するための、賢い認識と行動を期待してであると思う。
常々、真理は逆説にあると思っていたが、内田本を読むと本当に良くわかる。表面的で歪められた常識ではなく、自分自身の生存に立脚した常識で判断することが非常に大事で、それは得てして社会的な一般に言われる常識とは異なっていることが多い。
彼の言うことを皆が読みたがると言うことは、本音では現状に疑問を持ち、少なくとも自分自身だけは良い人生にしようとする人々が多いと言うことであり、自分のこの中の1つだろうと思う。まずは自分の足元を良く見て、それをまともにしてゆくことを考えよう。
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