著者のブログはずっと読んでいて、内容の殆どは理解できるし、納得できる内容であった。同じ教育に携わるものとして、学生さんたちの不可解な行動は、表面的で通俗的な理由の結果ではなくて、もっと大きくて本質的な社会の歪の現れであることが分かった。
今の自分の学校でも、教育をビジネスの概念で捕らえようとしている。感情的に反発感を持っていたのだが、その良く分からない部分を、バシッと捕まえてくれた内容であり。そうだったんだと納得納得の内容であった。これだけ気持ちを整理してくれる本は他にはない。
やっぱり色々な人の話を聞き、色々な本を読んで、色々な体験をすることで、人間としての幅が広がるというか、それが人間として必要不可欠なことなんだと分かった。現実には、時間や経費など色々な制限があるものの、もう少し人間と向き合うようにしたい。
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