この未曾有の経済危機のなかで、自動車各社も非常に厳しい状況に置かれている。その中で、これまでにない赤字を計上する会社が多い中で、このススギとホンダだけが黒字を確保しているという。いずれも普通乗用車だけでなく、二輪車や小型車などがそこ支えをしている。
自動車というと、大型で高性能を目指す向きもあるが、本当に道具として考えるならば、人一人を運ぶだけならば、二輪車や小型車で十分なはずで、そこには根強い需要があり、これが不景気になっても利益を確保するための、重要な理由なのだと思う。
好調の時には、利益率の高い大型で高性能な高価な車が良いのだろうが、世の中そんなに単純ではなく、色々な状況があり、どんなときでも利益を確保できる会社こそ、本当に強い会社なのだろう。実は、研究室の運営にも言えることかもしれない。
様々な外的な条件を乗り越えて、常に前進できる基礎体力を持ちたいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿