2009年2月23日月曜日

読書記録:こころの対話25のルール

福島本が続いていたが、コーチングといえば伊藤本である。これも既に何冊も読んでいるが、どうしても理想論に思え、現実的な問題解決には程遠いような気もするし、じつはこれぐらい大胆な意識を持たないと状況は変わらないのかもしれない。
今回は伊藤本のなかでは、がっしりとした内容で、文庫にも係わらず、ずっしりとした印象が残っている。25章で構成されているが、最後の2章はクライマックスのような感じを受け、不覚にも目を潤ませてしまった。歳をとったのか、涙腺が緩んでいる。
大事なことは、現在を見て認め、それを受け入れること。そこから始まるのであって、相手や他人や社会のことに言及したとたんに、それは逃げになると言うことが理解できた。この境地に達するには時間がかかりそうだが、大きな目標としたい。

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