2008年1月2日水曜日

研究活動:CCSクラスタ構築

実は、1月早々に必要となるCCSクラスタを正月にコツコツ作っている。一応手順は12月に確認してあり、同じ事をやるだけなのだが、思ったようにVGAを認識しないとか、小さなトラブルがあったものの、何とか形だけは作れるようになってきた。しかし、アプリケーションの導入など、今からの方がメインの作業になるのである。
CCSと言うのは、Microsoft Windows Compute Cluster Server 2003 のことで、WindowsベースのHPC用のクラスタシステムである。これまで庶民のHPCと言えば、LinuxベースのPCクラスタが主流であったが、これからはWindowsも選択肢の1つになったと言える。まあ商用であるので、費用がかかるわけだが、それなりの完成度である。
色々やってみると分かるのであるが、Linuxの方がインストールが手間取ることが多い。色々なソフトウエアモジュールが、オープンソースで色々なところで後悔されているため、それらを寄せ集めてきてOSのバージョンなどとも調整しながらインストールするのは、それなりに技術が必要である。そこはCCSはインストーラーで簡単にできる。
オープンソースでないためか、インストールの手順などが余り公開されていないため、今準備を進めている手順を公開しようと思っている。乞うご期待というところである。まずは、自分のところで、どのような構成であっても確実に構築できるように、何度も検討を進めている段階である。インストールの待ち時間に正月の浮かれ番組を見ながら……

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