2009年10月8日木曜日

読書記録:もっと時間があったなら!

書名からすると良くあるビジネス書のように思えるが、実は岩波書店の書籍であってハウツー的なものは、最後に数頁あるもののこれも観念的で、要は短絡的な実用性は全く無い本と言って良い。では役に立たないかと言うと、逆にこれほど時間を知ることができる本はない。
つまり時間がないからストレスを受けるのではなく、ストレスがあるから時間がないと感じるのだ。時間は、物理的・生物的・意識的の3つがあり、ストレスに関わるのは意識的時間であって、これは記憶と行動で作られているので、何とでも変えることができるのだ。
時間に対する考えは常識とは反対の場合が多く、時間がある人ほど時間が無いと感じるし、時間に追われている人ほど余分な時間を使っている。もう少し自分の行動を制御することで、意識的時間はどのようにも長くも短くもできるのだそうだ。そうだったんだ。

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